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2/25(土)「銀座に学び、さっぱちらしいこれからの歩みを考えるフォーラム」フォトレポ

サッポロ・ミツバチ・プロジェクト
2日間にわたる銀座ミツバチプロジェクトとの連携イベント
「ミツバチがつなぐ地域とわたしたち」

お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
そして、こういう機会をつくってくださった銀座ミツバチプロジェクトのみなさん、
タイガの森フォーラムのみなさん、ありがとうございました!

まずは、1日目の「銀座に学び、さっぱちらしいこれからの歩みを考えるフォーラム」
を写真で振り返ってみます。

会場は、「2011年度さっぱちブランドづくり会員」でもある、ホテルオークラ札幌。
今年たくさんのさっぱちスイーツを商品化してくださってます。

電車通りに面した、このホテル。

こんな場所で私たちがいいんだろうか、というくらい
ゴージャスな会場です。
ホテルオークラ札幌

こちらは、開会の挨拶をする黒田代表。

最初は、さっぱちのこれまでの活動を振り返りました。

話をする酒井事務局長。

続いて、銀座ミツバチプロジェクトが活動紹介をしてくださいました。

副理事長の田中淳夫さん。
話にぐいぐい引き込まれました。

田中さんのお話の中にも出てきた、銀ぱちが養蜂支援をしている
ロシア極東の先住少数民族ウデヘが暮らすタイガの森を映画にした、
タイガの森フォーラムの野口栄一郎さんが
「タイガからのメッセージ」予告編を上映し、
映画の紹介をしてくださいました。

パネルディスカッションでは、田中さんに加え、
さっぱちブランドづくり会員である町村農場代表の町村均さん、
the bar nano.代表の富田健一さん、
そして、われらが実行委員の多久島和子が登壇。


会場のみなさんからも、さっぱちの活動についてのアイディアやご意見をいただいて、
パネルディスカッションの中でも話題にさせていただきました。

これは、翌日の「アイディアラボ」でも貼り出して、みなさんに見てもらいました。

最後に、銀座ミツバチプロジェクトの永井聡理事にお話をいただき、
この日はお開きに。

さっぱちにとって、認識を新たにすることや
気づかされることが盛沢山のフォーラムになりました。

なお、ご来場のみなさんには、サプライズプレゼントとして、
「みつばちカフェ」開催中のカフェ&スペースクンカクンカさん特製の
蜂蜜クッキーを差し上げました。


(写真/伊田)

銀座ミツバチプロジェクトウェブサイト

「さっぱち」の大先輩である「銀座ミツバチプロジェクト」のウェブサイトに、「ミツバチの輪」という項目があります。ここでは、銀ぱちさんとつながりのある活動やメディア掲載のお知らせをされています。

「さっぱち」のテレビ放送や新聞掲載のことも紹介してくださっています。

素敵なつながりが、どんどん生まれている銀座に見習って、札幌の私たちも、ひとつひとつ、ミツバチのつながりを作っていきたいと考えています。

[リンク]銀座ミツバチプロジェクト

5/12(水)「ミツバチレクチャー」(銀座ミツバチプロジェクトの田中淳夫さんを迎えて)開催レポート(1)

5月とは思えない寒さの2010年5月12日(水)、銀ぱち(NPO法人銀座ミツバチプロジェクト)の田中淳夫さんを迎えて、レクチャーを開催しました。
サッポロ・ミツバチ・プロジェクト(以下、さっぱち)のそもそもの始まりは、事務局の酒井が銀ぱちの活動を知ったこと。以来、立ち上げに向けて相談に乗ってくださり、この日はわざわざ関係者へのレクチャーのために来札してくれました。


さっぱちレクチャー~銀座ミツバチプロジェクトの田中淳夫さんを迎えて
【日時】2010年5月12日(水)15:00-17:00
【場所】OYOYOまち×アートセンターさっぽろ(札幌市中央区南1条西6丁目第2三谷ビル6階)
【講師】NPO法人銀座ミツバチプロジェクト 副理事長 田中淳夫氏
【参加者】一般市民、報道関係者、事務局


「ミツバチというのは環境指標動物ということもあり、札幌のまちをよくしていくつながりを作っていけるのではないかと思います」と、黒田委員長から最初にあいさつがありました。
今回のレクチャーは、いち会社が進めるプロジェクトというのでなく、いろんなかたに活発に参加していただきたいと思って開催したという趣旨をまずは簡単に説明。

ところで、この日は田中さんに来ていただきましたが、「銀ぱち」の愛称で知られる銀座ミツバチプロジェクトの活動を、ニュースなどの番組で知っている人も多いのではないでしょうか。銀ぱちでは、2006年3月に銀座のビル屋上でミツバチを飼い始めてからというもの、田中さんも把握しきれないほどのメディアに取り上げられています。そうした中で、街でミツバチを飼う魅力にとりつかれたひとりが、「さっぱち」の事務局、酒井です。

サッポロ・ミツバチ・プロジェクトのこと(事務局:酒井)

「さっぱち」の発端はカラス

「札幌都心でミツバチを飼いたい」。
その、そもそもの発端は、札幌都心部のカラスの問題をどうにかしなければという中で、カラスの撃退効果としてミツバチが良いようだという報道などから、田中さんに相談を持ちかけたことから始まっています。その際、銀座でやっていることはカラスだけじゃない、もっと大人に楽しんで、地域再生とかまちづくりといった取組からミツバチを取り上げていったらどうだろうということを言われ、これは札幌でもなんとかやりたいと考えたのが昨年のこと。
そして昨年11月、太陽北海道地域づくり財団の助成金に応募し、平成22年度の助成対象に選んでいただき後押しをしていただき、このプロジェクトを立ち上げることになりました。

環境教育、食育、商品展開・・いろいろな人が関わるプロジェクトに。

私たちは、ミツバチを都心で飼育することを通して、いろいろな形につなげていきたいと思います。その場を環境教育だとか、また蜂蜜は栄養価の高い食べ物でもあるので、子どもたちの食育の場づくりもしたい。さらに、できれば、採れた蜂蜜をつかって地元の洋菓子店をしているかたとか、いろいろな方と協力して製品開発をしていくことで、少しでも札幌のまちのブランドとして展開していけたらいいなと思っています。
また、ミツバチの蜜源としての花、緑をもっと札幌の街の中に増やしていくことも、ミツバチの活動の場でもあるし、ひいては都市環境に貢献する小さな緑をつないでいくということなどを思い描いています。
そういう活動の中には、いろんな市民のかた、養蜂家のかたとか、地元の小学校の体験学習の場であるとか、いろんなかたが関わり、人のつながりに展開していきつつ、先ほどのカラス対策というのも付加的に現れるかもしれません。

本日のミツバチレクチャーでキックオフの場を持ち、このあと目標としては、5月末くらいにミツバチの巣箱を設置し、6~8月と月一度ずつ蜂蜜が採れる時期にはより多くの方に蜂蜜を採る体験をしていただくワークショップを開いたり、秋口には商品を開発したり、蜂蜜カフェをどこかに開いたりとか、そういうこのを展開していけたらと思っています。
もちろん、関わり方はこれだけではないと思います。日々、ボランティア的に関わっていただける方がいれば、われわれ事務局をサポートしていただく仕組みもあると思いますので広げていきたいなと思います。

巣箱設置は、都心のど真ん中「パーラー太陽」屋上。

巣箱を設置する場所を先ほど田中さんにも見ていただいて、問題ないと言っていただきました。4丁目プラザの隣りに、パチンコのパーラー太陽さんがあります。この屋上が9階くらいの高さになります。以前、ここはスパだった場所で、高いフェンスで囲ってあり緑も植えられていて、場所としても申し分ないので、ここをお借りしたいと思います。
小さいスペースでも実のなる緑を育てることができるので、たとえば巣箱の周りであるとか、そのほか、いろいろなビルの屋上で実りの楽しみ、育ての楽しみをつくる場も作りたいなと思います。

開かれたプロジェクトにしていきたい。

このプロジェクトは、実行委員会という形でいろいろな分野の方に興味を持ってもらい名前を連ねていただいていますが、閉じたものではなく、いろいろな市民のかた、専門家のかたや職人のかたなどに関わっていただけるプラットホームになればいいなと思っていますのでそういう組織体制になっています。

サッポロ・ミツバチ・プロジェクトを「さっぱち」と略称で呼んでいます。これも銀ぱちの真似ですけど(笑)、「さっぱちサポーター」というのを募集してワークショップに参加する方を増やしていきたいと思います。個人でも法人、ブランドづくりと3種類のサポーターがあります。ぜひ、この日来ていただいたみなさんを中心に、周りのかたに声をかけて輪を広げてほしいと呼びかけました。

(続きます)

5/12(木)銀座ミツバチプロジェクトの田中氏のレクチャー開催しました

日時:2010年5月12日(木)15:00
会場:OYOYOまち×アートセンターさっぽろ(札幌市中央区南1条西6丁目第2三谷ビル6階)

2006年に銀座でミツバチプロジェクトをはじめた
田中淳夫氏が、さっぱちの関係者にレクチャーしてくださるために
札幌に来てくださいました。

レポートはまた当サイトでお知らせします。

[LINK] 銀座ミツバチプロジェクト