11/12(土)札幌三吉神社で蜂供養祭を行いました。
今年も、札幌三吉神社で
「蜂供養祭」を行いました。
札幌三吉神社(みよしじんじゃ)は、昔から地域の人々に
「さんきちさん」と親しみを込めて呼ばれ、
今も多くの人が訪れます。
この神社の前をガタンゴトンと路面電車が通るようすは、
なんとも風情があって、札幌の原風景を感じられる
スポットであると言えましょう。
さっぱち師匠の城島さんが、現役の頃
蜂供養というものをしてきた話を聞き、
じゃあわたしたちもしましょう、
働いてくれたミツバチたちに感謝しましょうと、
さっぱちでは昨年から、「蜂供養祭」を行っています。
「供養」と言えばお寺ですが、
さっぱちとしては、蜂場にいちばん近く、
また「まちなか」のシンボルとも言えるこの神社で行いたい。
趣旨を伝えると、三吉さんも快く引き受けてくださいました。
午前中の境内には、ゴジュウカラが、スズメのように何羽も
松や銀杏の木々の間をピョンピョン飛びまわっていました。
こんなコンクリートジャングルのまちなかなのに、
さすが神社!
今年の蜂供養祭参加メンバーは、実行委員と、
いっしょにミツバチを飼育してくださったボランティアのみなさん。
権禰宜さんがおごそかに読み上げる祝詞は、
わたしたちが忘れてしまったような大和言葉で
わからない言葉も多くありましたが、
その中に、さっぱちのミツバチに関わる言葉が聞き取れると、
ああ、ウチのまちの神様にさっぱちのこと、ミツバチのことを
ちゃんと伝えてくれてるんだと、うれしくなります。
(みんな、これをすごく喜んでました)
終わってから、
「これからも、生き物に感謝するという清らかな心を大切にしてください」
という趣旨のお話を賜って、背筋がシャッキリ。
背筋がシャッキリ伸びたところで、
「せっかくですからお神酒をいかがですか」。
記念撮影は、2回撮影しちゃいました。
どちらもいい感じだったので載せます(笑)。
日本刺繍が素敵な広間にて。
その足でOYOYOへ向かい、ボランティアさんと
いろいろと真面目な話をしました。
わたしたちの活動は、とにかく、
ミツバチあっての活動。
そして、わたしたち(人間)の活動は、
周りの環境と互いに作用しあっている。
・・・というようなことを、いつも念頭に置いて
さっぱちの活動をしなければならないなあ、と改めて
謙虚な気持ちにさせられた一日でした。
まだまだ、いろいろな人のお話を聞いたり、
文献なんかも見ながら勉強しなければならないですね。
と同時に、活動を「たのしむ」ことも、コレ、重要!
このプロジェクトで忘れてはいけない大事なポイントなのです。
真面目にたのしむ、サッポロ・ミツバチ・プロジェクトである。
そんなわけで、このあと、わたしたちは
みんなで食事にでかけたのでありました。
Written by 堤 | この記事のURL | Twitterでつぶやく