ミツバチを迎えるにあたって、ミツバチにとっても私たちにとっても安心できるように、専用のスペースに設置が必要です。そこで、5/28(金)、ミツバチの巣箱を並べるスペースの囲いを設置しました。

これが、完成した囲いと、作ってくださった株式会社アスリックのみなさんです!(あと一人いらっしゃいましたが、写真NGでした・・)
予算の無い中、無理を聞いてすてきな囲いを作ってくださいました。
しかも、依頼してからほとんど「昨日の今日」みたいな瞬間的な工期で・・。
感謝、感謝です!

今回は、そんなアスリックさんによる工事ドキュメントでございます。

まずここが、パーラー太陽さんの屋上の、設置場所。
もともとはスパだった場所なので、ジャグジーが。
噂によると、80年代後半などはサラリーマンの憩いの場所だったとか。
この奥のコーナーが囲いの設置場所です。

図面を確認する酒井。
図面

まず資材を屋上まで搬入。コンクリートなど重たいものも。

予め作った部品を組み立てる。

足りないものは現場で作る。

おおお、立った!

一方では、囲いにはる透明な板に予め穴を開けています。

角の部分の角度がぐらぐらしないように固定します。「火打ち」というそうです。

人工芝を敷き、囲いが固定されるようにコンクリートブロックを置く。

おおっと・・・!ここで問題発生。

もともと植えられている木の枝があって、このままでは板を張れません。
そこで、小屋の向きを斜めにすることによって、枝をよけることができました!

位置も決まったところで、コンクリを小屋と固定させます。

透明の板を骨格に固定させる親方、川原さん。

いよいよドアをとりつけますよ~!

なにやら「ね・じ・れ~」と歌う親方。

予算がなく安いねじれのある木材の使用を余儀なくされているため、
ドア枠の部分がドアにぴったりフィットしていないようす。

そこで、男は動いた!(中島みゆきの歌スタート!)

ねじれ木材をまっすぐにするために、もう1本固定させる工夫をしているようです。
さらに、ドア自体にもサイズを固定させるための木材を打ち付け、ねじれ解決!(拍手)

風で飛ばされないようにワイヤーでも固定し、

人工芝を、スペースのカーブに合わせてカットして、

ほうら。

完成です!!!

木材に防腐剤をぬらなければならないのですが、
「防腐剤というのは、ふつう防腐・防虫剤なんですが・・」
そういって川原さんが取り出したのは、蜜ろうでできたミツバチにやさしい防腐剤!
ちゃんとミツバチのことを考えてくれて、うれしいです。
こんなに無理なお願いをしたのに!(←しつこいですかね)

で、防腐剤を川原さんは塗り始めましたが、さすがにそこまではお願いできないので
これは、ミツバチが到着してから、自分たちで塗ることにしました。

寒いなか、そしていろいろ無理を引き受けながらも
素敵な小屋を作ってくださって、ありがとうございました!

さあ、あとは、いよいよミツバチを迎えるのみです。