9/22(水)の採蜜作業を終えたあと、ネズミ捕り用の防水強力粘着シートを、巣箱の上に仕掛けてきました。もちろん、ネズミ捕獲のためではなく、スズメバチ撃退のためです。

前回の採蜜時はアシナガバチが、そして先日酒井が来たときはキイロスズメバチが来てました。22日も、ミツバチよりも小さいくらいの大きさの、クロスズメバチを目撃。生物多様性はいいですが、ミツバチの巣箱の周りには、こんなお客さんは来てほしくないですね。

というわけで、ゴキブリホイホイのネズミ捕り版のような、ネズミ捕り用粘着シートをDIY用品店で購入。
これは、同じく札幌都心でミツバチを飼っている道庁さんでも使っているようですし、インターネットで検索すると、スズメバチ対策として効果的なようです。

「ようし、美味いミツバチを捕まえたから、肉団子にして巣に持ち帰ろう、ヘヘヘヘ」とちょっとひと休みして飛び立とうとするスズメバチが、このシートのネバネバ地獄につかまったら最後、そのままご臨終、というわけです。
さらに、捕まったスズメバチのオトリにおびき寄せられ、仲間のスズメバチも次々とネバネバに捕まりまくる。そんな寸法です。


巣箱それぞれの上に設置してみました。

ちなみに、写真に写っているのはミツバチさんたち、ですぅ・・・。

じつは、ミツバチの巣箱に侵入したスズメバチが巣から出るときに、巣門の前から飛び立つ場合はスズメバチ捕獲器(城島さんの手作りのもの)に引っかかるので捕獲できるのですが、両脇から出る場合は捕獲器ではとらえられません。ウェブかテレビか忘れましたが、たしか「スズメバチがミツバチの巣から飛び立つ前に、一度、巣門の横に止まる修正があるので、ネバネバシートは巣箱の横に置くとよい」という実例が紹介されていました。
しかーし、私が、そのように巣門の横に置いて様子を見てみると、スズメバチではなく私たちのミツバチちゃんがこのように犠牲になることが判明しました。そこで、「巣門の横」ではなく「巣箱の上」に置くことに。

しかも、巣箱の横は、城島さんが、草や段ボールをまるめたもので「栓」をしてくださったので、そこはしっかりふさがっているんですよね。

さて、いまのところ集団で襲われることはなかったわけだけれど、今後どうなるのか。この捕獲シートが役に立ってくれるのか。「大きいネズミ用」と書いているので、粘着力はかなり強力です。これで、いつでもやってこい!と言いたいけれど、ちょっと心配です・・・。