ニセアカシアの季節が、札幌の街に花の香りが漂うシーズンの第一波だとすると、
いま、今日、現在、真っ只中のシーズンは、まぎれもなく第二波ですね。
モワァ~ン、と香りがして、
見なくても花が咲いているのがわかります。

香りのもとは、おもに2つ。
一つは、シナの花。もう一つは、イボタの花。

イボタは、先日この「さっぱち日記」でも書いたように
よく生垣につかわれている灌木です。
極小のラッパ状の花が、束になって咲いています。
こんなふうに。

あ・・・、うふふ。いましたね。
ミツバチさんが来てました。
マルハナバチだけでなく、やはりミツバチさんもこの花に来ていたのでした。
ちなみに、これは北2条通りの歩道からよく見える、
道庁前庭のイボタです。

そしてシナのほうですが、こちらは札幌の中心部には
街路樹として非常に多く見られます。
すすきのの南4条通りとか、大通も2丁目とか、
とにかくあちこちにあるので、もわーんと甘い香りがしたら
上のほうを見上げてみてください。
きっとこんな花が咲いているはずです・・・。

ここにも来ていました。しかもたくさん。
これから採れる蜂みつには、きっと
シナの蜜も多く入っているんだろうなーと思います。

あと、いま咲いている花としては、タチアオイ、アジサイ(咲き始めましたね)、
アザミ、ラベンダー、バラなど・・・とにかく百花繚乱。
ミツバチにとっては、街路樹の花も、庭の花も、
河川敷の花も、草の花も木の花も
野草も園芸の花も、関係ないですからね。

おっと、シロツメクサ、アカツメクサなども咲いてますね。
ユリはこれから咲いてくるのかな。
とにかく、ミツバチたちの一番忙しい時期なのではないでしょうか。
札幌もようやく気温の高い日がつづくようになりましたしね。

ちなみに、南4条西7丁目の歩道にあるマス花壇には
こんな花にミツバチが来ていました。
名前がわからないので、わかる方教えてほしいです。

全体はこんな感じ。

高さが50センチくらいで、茎が太くて
さわるとゴワゴワと硬い毛が刺さって痛いです。

花は紫色で、釣鐘のかたちをしてました。

葉は、尖った形の肉厚な感じです。

手持ちの『北海道の花』という本でいちばん似ていたのは
ツリガネニンジンという花だったけど、よくわかりません。

※[注] これは、ツイッターのつぶやきを見た方が教えてくださいました!
「コンフリー」という、以前は日本でも天ぷらで食べられていたこともある
ヨーロッパ原産の多年草だそうです。
別名「ヒレハリソウ」Wikipediaより)。
ありがとうございましたっ。

あと、タチアオイにも、ラベンダーにもミツバチが来ている写真を押さえましたので、
後ほどアップしますねー。
たくさんミツバチを見ましたので。

とにかく、いろんな花が咲いているので
ミツバチの外勤さんたちが大忙しなことがわかりました。