新潟在住のフリーライター岩村文雄さまより、寄贈いただいた書籍「花とミツバチの物語」を紹介します。

岩村さまがハチミツをきっかけに、花とミツバチの関係に興味を持ち、 全国の養蜂家さんや農家さんを訪ね蜜源植物、ハチミツ、農業との関係、生物多様性などについてミツバチを主役として書かれたエッセイです。

ともすると専門的で難解になりがちなミツバチの書籍ですが、専門的なことも非常にわかりやすく誰にでも読める一冊です。

さっぱちでの養蜂活動を通じ、ミツバチについていろいろ知る機会はありますが、繁忙期にはなかなかプロの養蜂家さんたちのところへ訪問することも出来ないスタッフにとっても新鮮な、養蜂家さまたちの生の声が書かれています。そして何より、岩村さまのミツバチに対する愛情がひしひしと伝わってきます。

今年になって、札幌市からの業務委託で本格的に生物多様性の周知等に力を入れはじめたさっぱちですが、この書籍を拝読して、改めて花とミツバチと人間の共生について考えるきっかけにもなりました。

書籍の後半にはさっぱちのことも紹介されています。

「花とミツバチの物語」
2014年5月20日発行
著者:岩村文雄
制作:(株)農文協プロダクション

田舎の本屋さん
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花とミツバチの物語