こんにちは。とうとうトチノキの花の時期を逃してしまったツツミです。
蜜源花のことを気にしながら日々を送るようになったのに、
ううう、わたくしとしたことが!

反省したので、ニセアカシアは逃さない!と心に決めて、
お昼休みに私の好きな内緒のニセアカシア・スポットへ。
今年こそは、ニセアカシアとミツバチが一緒におさまっている写真を、
きれいに撮りたいのだ。

内緒と言いつつ、写真にばっちり写ってますね。
そう、すすきの方面です。小学校前です。

ニセアカシアというのは、ものすごーく育つのが早い樹木なんですって。
だからかな。こんなに背が高い。

特に、花は木の高いところに咲いているので、ふつうに地上からミツバチとのショットを撮影するのは難しいです。

観察を始めると、少し見ただけでは、素早くて小さすぎてよくわからなくて
「なんでだろう、全然いないんじゃないだろうか」
と思っていたのだけど、しばらくじぃっと見ていると
だんだん動体視力がよくなってくるみたいですね(笑)。
たくさんのミツバチたちが往来していることがわかりました。

わかりますか?

アップで見ると、ニセアカシアの花の中央の部分の色が赤っぽくなっているのがわかると思うんですけど、それとミツバチが一体化してしまって見つけづらくなっています。自然の知恵ですかね。

これは、わかりますか?

これならわかるでしょう。


以前見かけたとき以上に、
ものっすごーーーく忙しそうに飛び回っていました。

いやあ、でも、すごくうれしかったです。
こんなところでお会いできるのが。


ニセアカシア(またの名はハリエンジュ)は、育ちが早いため、街路樹など緑化に向いているということで明治以降日本にどんどん持ち込まれた外来種だそうです。

養蜂業では「アカシア蜂みつ」というのは良い蜜として好まれている一方で、近年は、在来種の生態系を配慮して、例えば新たな街路樹としては植えられなくなっているところも多いようです。ただ、ニセアカシアの繁殖力は強いのだけれど、在来種を駆逐するような害は無いという説もあるようで、まだまだ勉強不足の私たちは環境的なこともきちんと勉強しなければと思う今日この頃です。

いずれにしても、この季節、ニセアカシアや他の多くの花々が咲いている札幌都心を、
さっぱちのミツバチが忙しく飛び回っていることには違いなさそうです。