4月初旬、佐賀市鍋島の岩松養蜂園の蜂場を訪ねました。

越冬のため預けている「さっぱち」のミツバチたちは、昨秋札幌を離れる時より元気そうに見えました。

これまで6群でしたが、これを少し増やすための準備がすすめられていました。

巣箱の近くには菜の花やれんげが咲いていて、蜜源はたっぷりのようでした。

その後岩松さんのご子息の「蓮華道」に寄りました。
あいにくご子息は不在でしたが、店舗、作業場を見学させてもらいました。
写真は、蓮華道店舗にて、岩松さん。


岩松養蜂園で元気に育ったミツバチが札幌に到着するのは
5月10日頃になる予定です。

4月の佐賀は、桜の花が満開でした。

桜と言えば、札幌の円山公園は花見の名所。
円山公園の桜の木は、北海道開拓の父と呼ばれ札幌市の都市計画の基礎をつくった判官 島義勇の死後、鎮魂のために従者が植えた140本がはじまりだそうです。

その島義勇の出身地が、実は佐賀県。
地元ではシマヨシタケというよりは「ギユウさん」として知られているのでしょうか。道を尋ねるとどの人も「ギユウさん」と言っていました。

佐賀県の「七賢人」を伝える石碑があります。
島義勇判官

島判官は真ん中の方です。
島義勇判官

七賢人のひとりに数えられる島判官ですが、しかし地元での評価はどうもいま一つのようです。

とりあえず「島義勇生誕の地」を示すシンプルな木標が学校の脇にひっそりと立てられている。
札幌では、市役所にも円山公園にも立派な銅像があったり、円山公園で「判官さま」というお菓子があるくらいなのですが・・・。

佐賀で生まれ育ち、縁あって札幌で暮らす私としては、
佐賀の人にもっともっと、島判官の功績を知っていただきたいと改めて感じる里帰りでした。

(談)