太陽ビル屋上のコリンゴの花の周りを飛ぶサッポロ・ミツバチ・プロジェクトのミツバチ
冬のあいだ佐賀に預けていたさっぱちのミツバチ6群は、きのう5/17(木)から札幌の空を飛んでいます。移動中は外へ出られなくてストレスがたまっていたでしょうが、天気もいいし花も咲いていて、ミツバチを迎えるのにちょうどいいタイミングでした。太陽ビル屋上に設置した巣箱を見ていると、ハチたちがどんどん空へ飛び出していった。

サッポロ・ミツバチ・プロジェクト
この日は、巣箱を設置すると同時に、佐賀でたまったハチミツもあらかた採ってしまいました。天気予報では、しばらく札幌は「晴れ」。まちなかの花は、来週からはじまるライラックまつりを待ちかねて、花壇の花、野のタンポポ、ズミや八重桜など、他にもたくさんの花が咲いています。ライラックも、ぼちぼち花が咲きそろう木が増えてきました。「リラ冷え」という言葉がありますが、冷えずに暖かいままキープしてもらいたいものです。こうした花々が蜜をたくさんふいてくれるとよいのですが。

サッポロ・ミツバチ・プロジェクト
ことし最初の離蜜作業をしていると、ハチがみんな遠くに出かけましたね、と多久島さんが言いました。花があまり咲かない時期は、分離器をまわしているとハチがたかってきます。労力をかけて、少しの花をもとめて遠くへ飛ぶよりは、分離器近くにたっぷりある蜜を採ろう(といってもモトはといえば自分たちが採ってきた蜜ですが・・)、というわけです。でもきょうは、ハチがほとんど来ていませんでした。すなわち、まちなかに花がたくさん咲いているということ。ハチが喜んで飛びまわれる季節になって、よかった、よかった。
サッポロ・ミツバチ・プロジェクト
そして、まずは無事にミツバチが到着して、よかった、よかった。